血をサラサラにする食事

血をサラサラにする食事の基本は「腹八分目」

血をサラサラにする食事は、究極的には健康維持につながります。基本は、昔から言われている「腹八分目」を守ることです。
飽食の時代にあって、食べ過ぎや飲み過ぎが続けば、中性脂肪や悪玉コレステロールがたまり過ぎ、血行も悪くなれば、肥満の原因ともなります。

動物性の脂肪の摂り過ぎは避ける

まず、血をサラサラにする食事で大事なのが、悪玉コレステロールを増やさないよう、動物性の脂肪の摂り過ぎを抑えることです。
悪役にされがちな肉類も、脂身の多いロース肉やバラ肉よりも、赤みの多いヒレ肉やささ身を選べば、脂肪を抑える一方で、良質のたんぱく質を摂取することができます。

糖分はできるだけ控える

また、血をサラサラにする食事では、中性脂肪の蓄積を抑えるため、糖分を控えめにすることも重要です。
菓子パンや清涼飲料水など、あからさまに糖分が多い食品はいうまでもありませんが、普通のパンなどでも糖分は、意外に多く入っています。
甘いものは控えているつもりでも、知らぬ間に糖分過多の状態になっていることが多いので、血をサラサラにする食事をする上で、今一度チェックが必要でしょう。

お酒の飲みすぎにも注意

さらには、アルコール類も、中性脂肪を増やす原因になります。
深酒はNGですが、日本酒なら1合、ビールなら中ビン1本くらいまでであれば許容範囲でしょう。
逆に、血をサラサラにする食事でオススメなのが、お茶、魚、海藻類、納豆、酢、キノコ類、野菜、ネギ類で、頭文字を取って「オサカナスキヤネ」を合言葉に、こういった食品を多く摂ることです。
ドロドロの血を改善する成分を、バランスよく摂ることが可能になります。並行して、適度な運動や十分な睡眠をプラスすれば、脂肪の蓄積を抑える効果がアップします。