血をサラサラにする食材

血をサラサラにする食材の代表選手は「お魚」?

ドロドロの血の改善には、血をサラサラにする食材を摂るのが効果的です。
代表的なのが、お茶、魚、海藻類、納豆、酢、キノコ類、野菜、ネギ類です。
頭文字を取って、「オサカナスキヤネ(お魚好きやネ)」で、魚という単語が中に組み込まれているのがミゾです。

緑茶のカテキン

まずはお茶で、中でも緑茶の渋み成分のカテキンというポリフェノールには高い抗酸化作用があり、血をサラサラにする食材として優秀です。
麦茶の香り成分アルキルピラジンにも、血の巡りを良くする働きがあります。

青魚のDHAとEPA

最近、血をサラサラにする食材として評判が高いのが、DHAとEPAという不飽和脂肪酸が豊富な青魚です。
ともに脂肪の仲間ですが、血液中では赤血球や血小板に働きかけ、血の巡りを良くしてくれます。

納豆は血栓を溶かす?

DHAやEPAの他にも、血をサラサラにする食材は豊富にあります。
水溶性の食物繊維でぬめり成分のアルギン酸が豊富な海藻類、血栓を溶かすナットウキナーゼという特有の酵素を含んだ納豆、血液中の老廃物を排出し赤血球の変形性を高めるクエン酸を含む酢、コレステロール値を下げるβ-グルカンを含むキノコ類など、食卓を彩ってくれます。

野菜や食物繊維

野菜は言うまでもなく、ビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源として、重要な位置を占めています。
中でも、ニンニクなどを含むネギ類が別扱いされているのは、ネギのアリシン、玉ねぎのケルセチンなどの、血をサラサラにする働きが評価されたためでしょう。

 

それにしても、血をサラサラにする食材は、魚を例外として植物系が殆どなのが目につきます。
メニューは和食中心にすれば、おおむねカバーできるでしょうが、肉類でもゆでて脂抜きするなど、脂肪分を減らす工夫をすればOKです。